今、擁壁工事をしています。
皆さん、擁壁（ようへき）という物をご存知でしょうか？
擁壁とは、斜面がある住宅と住宅の崩壊を防ぐ壁いわば基礎の事です。
見た事ありますでしょうか？
こんな場面にあります。
崖や、建物が崩れない様にしてある壁の事です。
新潟市内でもよく目にしますね。
斜面に家がある場合、道路よりも、高い位置に家が建てられている場合など
お隣りとの境にある場合があります、それが擁壁です。
コンクリート
間知ブロック屏
石積み
などがあります
新潟市内は山海とあるので、擁壁が本当に多くありますね。
擁壁に関する基準や法令、政令は、かなり厳しいです。
土圧、水圧、自重圧によって擁壁が崩壊しない様にしなければなりません。
その部分をクリアする事が出来ない。
きちんとした施工が出来ない。
と、今回は何社にも断れたそうです。
最後に当社にご相談に来られました。
現状は
穴だらけ、ヒビだらけ、とにかく擁壁の状態が悪いかったですね。
勿論、この上には家があります。
そう考えると、、、、、、
下にいる人は怖かったでしょうね。きっと
特殊混合剤のRIsフィニッシュエースという材料を使用しています。
今回、施主様のご自宅ではなく、お父さんお母さんのご実家だそうです。
自分の家を直す訳ではないのに、ここに住んでいる訳でもないのにと
お金を出して工事する事が残念だと、でも近隣の方の安全面を考えての苦渋の決断だったそうです。
完成しました。
これで安心ですね。
70代の親が健在です、
実家に帰ると、よく話しに出ますが、実家どうする問題です。
家をバンバン建てた昭和時代のツケを、
残されたバブルを経験した事のない昭和後半世代、平成の子供達、令和世代の孫達が、、、
産まれたときには不況と言われていた平成、令和世代が、親が残したものを片付けます。
残念ですが、
今回擁壁のご依頼を頂いた施主様と同じ気持ちになりますね。
私含めて、これは人ごとではありませんね。
明日は、我が身かもしれません。
ご実家の家の事で困っている方、ぜひご相談ください。
一緒に考えましょう。
売却するにしても、空き家として管理していくにしても、リフォームするにしても
当社で全て出来ますので、ご安心ください。
お任せください。
